【経験者が語る】工場はどんな性格の人が向いているの?特徴まとめ

工場
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よしぼう
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工場歴15年のよしぼうが工場勤務はどんな性格の人が向いているか解説します!

「自分はこんな性格だけど、製造業に転職してやっていけるだろうか?」
「工場勤務に興味があるけど、そもそも自分は向いているのだろうか?」

工場で働いたことがない方にとって、自分の性格が工場勤務に向いているのか?それとも向いていないのか?をイメージするのは簡単なことではありません。

本記事では、このような悩みを持つ方に、工場歴15年のよしぼうが自身の経験を交えて、どんな性格の人が工場勤務に向いているかを解説します。

本記事を読めば、製造業・工場勤務に向く性格の特徴がわかります。

~こんな人に向けて書いています~

  • 工場に転職を考えている人で、自分が向いているのかどうか判断したい人
  • 製造業に転職したが、自分の弱点を把握して改善に結びつけたい人

工場勤務はどんな性格の人が向いている?向いている人の特徴4選

工場勤務には、性格によって向き、不向きな人がいます。以下、製造業・工場に向いている性格を自身の経験を踏まえて紹介します。

忍耐強い性格の人

工場の仕事は、基本的に単調な作業の繰り返しであることが多いです。そのため“飽き”を感じたり、やりがいを感じられなかったりする人がいます。

そういった単調な作業が続いても苦にならない、忍耐強い性格の人は製造業に向いているといえます。

よしぼう
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単調な作業は飽きがきますが、自分は一つの工場で14年間勤務しました。自分なりに楽しむ工夫が必要ですね!
例えば僕の場合、2時間でどれだけの量を生産できるか、目標を決め、達成できるかどうかゲーム感覚でやっていました

また工場では夜勤や交代勤務はつきもので、たとえ日勤でも2時間程度の残業がある場合もあります。

さらに工場では立ち仕事が多く、環境も暑い中や寒い中での作業をすることが多いため、体力を消耗します。仕事に慣れるまではそれなりに大変です。

そういったことにもグッとこらえられる、忍耐強い性格の人が工場勤務に向いています。

ただし、これも慣れである程度解消することが多いです。体が痛いのが入社してから半年、1年と続いている人はあまりいません。仕事で使う筋肉が自然ときたえられるからです。

ですから慣れるまでの辛抱です。

よしぼう
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僕も工場に勤めたての頃は体中痛いところだらけでした。ですが半年くらい経ったころには、体が痛かったことなどすっかり忘れていました。慣れるものなんですね

寡黙な性格の人

工場勤務はお客を相手にする仕事でもなければ、ほかの社員とコミュニケーションをとりながらする仕事でもありません。

作業中は基本的に誰とも話すことなく、ひとりで黙々と決まったルーティン作業を行う場合がほとんどです。

そういった点では積極的にコミュニケーションをとりながら仕事をしたい人よりも、寡黙な性格のほうが向いているといえます。

言い方を変えれば、対人関係が比較的楽な仕事と言えるでしょう。もし人間関係がうまくいかなくて今の会社を辞めようと考えている方でしたら、工場勤務はオススメです。

よしぼう
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ただし、作業ミスで不良品を作ってしまったとか、作業方法が分からないなど、そういった場合には勝手に作業を続けるのではなく、上司への報告や連絡、相談は必要です。
集団で作業している以上、コミュニケーションがゼロになることはありません

注意深い性格の人

工場で作業をしていると、いつもと違うちょっとした変化が起きる時があります。

例えば、いつもより製品の色が違う、めったにでない種類の不良が増えてきた、機械の作動音がいつもより大きい、いつもしない音が聞こえる、いつもと違う匂いがする・・・等々。

こういったケースは、今すぐに不具合が起きなくても、いずれ近いうちに何かトラブルが起きる予兆であることが多いです。

そういった細かい変化に気がつく注意深い性格の人は製造業に向いているでしょう。

よしぼう
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自分が扱う製品や設備について、まずは「いつもの状態」をよく把握していれば、ちょっとした変化にも気づきやすいですよ!

好奇心旺盛な性格の人

工場で製作したモノは形となって残ります。好奇心が旺盛で、そういったモノづくりに興味があれば、それがやりがいや達成感につながります。

過去に図工の授業や趣味で何か作ったことはありませんか?完成した喜びをその時に感じることがあったとしたら、モノづくりが好きな証です!

好きなことを仕事にしている人は、仕事に対するモチベーションが高くなるため、単調な作業の繰り返しや、夜勤・交代勤務などのしんどい状況でも比較的楽しく仕事に取り組めます。

よしぼう
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好きこそものの上手なれって言葉がありますが、仕事全般これが当てはまります。楽しんでやれば、成長スピードも早いですね。

工場勤務に向かない性格

工場の仕事が向いていない人の性格は、いわば向いている人の性格とは逆のタイプの性格の人です。つまり・・・

  • 忍耐強い性格の人の反対→飽きっぽい性格
  • 寡黙な性格の人の反対→ 社交的な性格
  • 注意深い性格の人の反対→不注意な性格
  • 好奇心旺盛な性格の反対→無関心な性格

上記が、工場勤務に向かない性格といえます。

しかし、自分の性格が「向いている人の性格ではない」からといって、製造業の仕事は自分には向いていないと判断するのはまだ早いです。

自分も工場に入社した当時は、工場向きの性格がすべて完璧にそろっていたわけではありません。

過去の自分がどうだったか思い返してみると・・・

・忍耐強い性格の人→どちらかというと忍耐力はない方でした。そもそも工場に入る前に整備士の仕事をしていましたが、仕事が単調なのに嫌気がさして(給料が低いのもありましたが)退職をしたクチでした。入社してから慣れてきて、何とかこなせるようになっていきました。

・寡黙な性格の人→もともと社交的なほうでしたので工場は不向き?でも、寡黙な性格のほうが工場には向いていますが、社交的でも工場は十分つとまります。

・注意深い性格→どちらかというと、不注意が多い性格でした。整備士の時もうっかりミスが多かったです。エンジンオイルの交換時、オイル注入口のプラグをつけ忘れて出荷してしまったり、スパークプラグを交換後にプラグキャップを差し忘れたりなど、数々やらかしました。

・好奇心旺盛な性格→機械関係は大学でも専攻しており、整備士でも車をいじったりなど、機械関係は好きなほうでした。ですから製造業に対しては好奇心旺盛でした。

つまり、工場に入社した当初は、上記4つの性格のうち、当てはまったのはたったの1つでした。好奇心旺盛だったのがせめてもの救いだった感じです。

あくまでも「向いている性格」は目安ととらえ、どこを伸ばせば工場でやっていけそうかという観点で考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事では工場勤務はどんな性格の人が向いているのかを、体験談をもとに解説しました。まずは工場に興味を持つのが、工場勤務の第一歩です。

たとえ現時点で工場向きの性格でないとしても、僕のように入社した後からだんだん鍛えられていくケースも非常に多いです。僕の後輩なんかも「こいつ、本当に大丈夫かいな?」と思っていても、時間がたてば立派に一人前に成長していました。

また工場勤務は比較的未経験からでも始めやすい職種ですので、製造業に興味がある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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