工場の仕事がブラックで辞めたい‐おすすめの異業種の転職先は?

転職の悩み
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「工場(製造業)の仕事がブラックすぎて辞めたい」
「単純作業ばかりでやる気がでないしスキルアップできている自信がない、将来大丈夫だろうか!?」
「稼ぎたいから夜勤や交代勤務をしたけど、きつくて自分には向いていない・・・」

いざ工場勤務をしてみたものの、自分には合わなくて「工場勤務は向いていない」と辞めたくなっている人もいることでしょう。

よしぼう
よしぼう

僕は工場に14年勤めたあと、工場での派遣社員を経て異業種へ転職しました。転職を考えている方に僕の体験談を踏まえてアドバイスします!

本記事では、工場(製造業)の仕事を辞めたくなる理由や、製造業から転職する際に活かせるスキル、おすすめの転職先について解説します。

~こんな人に向けて書いています~

  • 勤めている工場がブラックすぎて、異業種への転職を考えている方
  • 夜勤や交代勤務、単純作業の繰り返しなどが向いていないために転職したい方
  • 工場勤務から転職しやすい職種、経験を活かせる職種について知りたい方
  • 実際にどうやって転職活動すればよいか知りたい方

工場勤務を辞めたくなる理由

工場勤務は夜勤や交代勤務などの不規則な勤務形態があるなど、体力的にもしんどい場合があります。

また単純作業ばかりでやりがいが感じにくく、スキルアップにもつながりにくいなどの面もあります。

実際、会社によっては残業代が出なかったり、有休がとれなかったりなど、ブラックな働き方を強いられている方も多くいます。

本記事では、工場勤務を辞めたくなる理由について解説します。

あらためて製造業の仕事を辞めたいと感じる理由を明確にすることで、この先どういった選択をすればよいかが見えてきますよ。

肉体的にしんどい

工場の仕事は基本的に一日中立ちっぱなしで、足腰がきついです。なかには重量物の運搬がある場合もあります。

若いうちは体力があって良いのですが、将来を考えると、肉体的にきつい工場の仕事を辞めたくなる人がいてもおかしくありません。

さらに工場によっては、暑さや寒さなど季節的な労働環境のきつさに加え、プレスや鍛造などでの騒音、塗料や薬品のにおいなどでしんどい場合もあります。

この先もそういった労働環境で働き続けることを考えると、どうしても気持ちが滅入ってしまいます。

夜勤や交代勤務などのシフトがしんどい

稼げるため夜勤や交代勤務を始めたのはよいけど、体調を整えにくく、自分には向いていないと感じる人も多いです。

よくありがちなのが、睡眠にかかわる不調です。眠りが浅くなってしまい、慢性的に疲労が出てしまうなど、夜勤や交代勤務は身体への悪影響があるため、日勤と比べて間違いなくきついです。

単調な作業が多くやりがいを感じにくい、スキルアップや成長ができない

工場の仕事は毎日同じことの繰り返しになることが非常に多いです。そのため、やりがいが感じにくかったり、同じ作業の繰り返しでスキルアップにつながらないため将来を不安に感じる人もいます。

工場を辞めたくなる理由のナンバーワンが「単純作業でやりがいが感じられない」ことだと言われます。

よしぼう
よしぼう

僕も同じ工場で14年勤めましたが、やはり単調な毎日の繰り返しでした。必要なのは、ずばり「忍耐」ですね!

これから何十年も働く仕事で、達成感や自己の成長が感じられないと、「自分はいったい何のために働いているんだろう・・・」と思ってしまいます。

残業が多い

工場の仕事量には波があります。季節などによって、仕事量が多くなったり少なくなったりします。

会社としては、仕事量が多い時に合わせて人数を確保すると、仕事が減った時に人員が余ってしまいます。

そのため、仕事量が少ない時に最適な人数にするのが基本であり、仕事が多くなった時には残業で対応をせざるを得なくなってしまいます。

残業で忙しい時期が限定されていて、かつ残業代がきっちり支給されるのでしたら良いのですが、中には残業代を支給しないブラックな会社も存在します。長い目で見れば、そういう会社では長くつとまりませんので、すみやかに退職するべきです。

よしぼう
よしぼう

僕が勤めていた工場では、慢性的な人員不足でした。残業も月に60~80時間ほどありましたが、45時間分しか残業代が出ませんでした。完全なブラックです!

給料が安い

工場によりますが、基本的に工場の給料は安いです。工場の募集を見ると「未経験歓迎」の工場が多いです。未経験歓迎ということは、言ってみれば誰でもできる仕事ということであり、だれでもできる仕事ということは“給料が安い”ということになります。

とくに小規模の工場は安いですね。年収でいうと350万円前後である工場が多いです。

よしぼう
よしぼう

僕がいた工場は、25人くらいの規模で、残業込みで年収は390~400万円ほどでした。残業を月に60~80時間ほどやっている割には安かったです・・・

また、小さな規模の工場ですと、そもそも出世のポストも少ないため、キャリアアップがしにくいこともデメリットです。

体力的にきつい工場勤務をこなしても、給料が満足いく額でなければ、将来に不安を感じてしまいます。

人間関係が悪い

どの業種でも言えますが、人間関係が悪いと働くのがイヤになってしまいます。

とくに工場の場合、もともとコミュニケーションが苦手な人や、コミュニケーションを極力避けたい人が集まるケースがあるため、人間関係も悪くなりがちです。

また、工場は体力を活かせる職場のため、体育会系の人が多いです。体育会系の人が多いと、「気合」や「根性」で何とかしようとする精神論・根性論が多かったり、上下関係がやたらと厳しかったりします。

そういう工場で働いていると、ストレスがたまります。コミュニケーションが嫌いで工場に入った人にとって、たまったものではありません。

工場勤務から転職する際に活かせるスキル

工場勤務の人は、下記のようなスキルを持っている方が多いです。

せっかく転職を考えるなら、工場の仕事で身につけたスキルや性格を活かせる仕事を検討すれば、転職もしやすいですし、待遇も上がりやすいです。

単純作業の繰り返しなどができる忍耐強さ

工場の仕事は単純作業の繰り返しが多いです。そのため、仕事を続けていると忍耐力が養われます。

また、立ち仕事が多かったり、暑い中や寒い中での作業があったりなどするため、こちらも忍耐力が鍛えられます。

そういった作業が続いても苦にならないくらいの忍耐強さは、転職の際に必ず活かせます!

モクモクと集中して作業ができるスキル

工場での作業は、基本的にひとりで黙々と決まったルーティン作業を行う場合がほとんどです。

作業中は、不良品が流出しないように、数などの間違いがないように、集中して作業をします。

そのため、モクモクと集中して作業ができるスキルが身につきます。

集中を要する仕事への転職の際に、身につけたスキルは役立ちます。

ちょっとした変化にも気づける注意深さ

工場で作業をしていると、いつもと違うちょっとした変化が起きる時があります。

例えば、いつもよりも製品の色が違う、めったにでない種類の不良が増えてきた、機械の作動音がいつもより大きい、いつもしない音が聞こえる、いつもと違う匂いがする・・・等々。

こういったケースは、今すぐに不具合が起きなくても、いずれ近いうちに何かトラブルが起きる予兆であることが多いです。

そういった細かい変化に気がつく注意深さは、いろんな職種で役立てることが可能です。

モノづくりなど、自分の仕事への興味、好奇心がある

自分がやっている仕事に興味を持って取り組めば、仕事に対するモチベーションが高くなるため、単調な作業の繰り返しや、夜勤・交代勤務などのしんどい状況でも比較的楽しく仕事に取り組めますし、やりがいや達成感にもつながります。

そのため、自分のやっている仕事に興味を持てることは非常に大事です。

自分のやっている仕事に興味が持てる人は、ほかの職種でも楽しく仕事に取り組めます。

工場(製造業)から異業種へ転職!おすすめの転職先5選

工場からほかの職種へ転職をする際、どんな職種がおすすめなのでしょうか?本記事では5つのおすすめ職種について、その理由とともに紹介します。

工場から工場

今勤めている工場がブラックで辞めたいと思っている場合、ブラックな工場を避けて別の工場へ転職することで、今抱えている悩みは解消されます。

今まで工場で養ってきたスキルが活かしやすいため、おすすめです。

(ブラックな工場を避ける方法は【決定版】ブラック企業を選ばない方法9選!の記事をご参照ください)

また、単純作業がつらいとか、肉体的にしんどいと感じている方は、工場の作業員でなく、品質保証(品質管理)や生産管理、設備保全など、ある程度特化された職種を選ぶことで今の悩みが解消されるケースがあります。

トラックドライバーやリフトマンなど物流、運送業

工場勤務で給料が安い、人間関係が悪くて転職を考えている方は、トラックドライバーや、工場・倉庫でのフォークリフト作業がおすすめです。

両者とも、比較的人とのかかわりが少ない仕事のため、人間関係のストレスが軽減される可能性が高いです。

とくにトラックドライバーは、条件次第で高収入が期待できます。

施工管理

工場勤務の人にとって、施工管理はなじみがない職種かもしれませんが、実は僕も工場から施工管理職へ転職をした一人です。

施工管理を一言でいうと、建設工事などの現場でスケジュールや予算、工事の品質、安全などが計画通りにいくように、工事全体を管理する仕事です。

(施工管理の仕事の詳細は【現役が語る】施工管理の仕事内容|きついって本当?給料は?をご参照ください)

「工事全体を管理する」と聞くと、なじみのない方には非常に難しそうに感じますが、“学歴不問・未経験歓迎“の募集は結構あります。

工場勤務で給料が安い、単調な作業が多くやりがいを感じにくい方にはおすすめの職種です。

現場を指揮するため、工場でも特にリーダーや班長などの経験者には向いていると言えます。

よしぼう
よしぼう

僕は現役の施工管理職ですが、工場時代と比べて収入は大幅に増え、やりがいも格段にアップしました!工場から施工管理職への転職はおススメですよ!

営業職

営業職も施工管理と同様、工場勤務で給料が安い、単調な作業が多くやりがいを感じにくい方にはおすすめの職種です。

営業職は工場勤務と違い、頑張って成果を出すほど給料もアップします。自分の出した成果が給料に反映されるため、やりがいも感じやすいです。

また、営業職は未経験でも転職しやすいため、人とのコミュニケーションが苦にならない方はチャレンジしやすい職種と言えます。

また、営業職にチャレンジしたいけど、新規営業や飛び込み営業はきつそうと感じる方には「ルート営業」という手もあります。

ルート営業は既に取引のある既存のお客さんのみを定期的に訪問する営業ですので、はじめての営業職にルート営業を選ぶ人も多いです。

介護職

介護職は、工場勤務で単調な作業が多くやりがいを感じにくいと思っている方にはおすすめの職種です。

理由として、介護職は自分が行なったケアで利用者が喜んでくれたり、快適に過ごしてもらうことで、利用者から感謝される職種だからです。

高齢化が進む昨今、介護職の需要は増え続けていて、未経験からでもチャレンジしやすい職種であり、工場と違って資格取得によるキャリアアップがしやすいのも特徴です。

また介護職は工場と同様、2交代、3交代などのシフト制をはじめ、勤務時間やライフスタイルの希望に応じた選択肢があるのも魅力です。

転職サイト、転職エージェントを活用して効率的に転職しよう

転職サイトに登録すれば豊富な求人案件から自分に合った求人を探すことができますし、簡単に履歴書、職務経歴書を作成することができます。

細かく条件を設定して案件を検索できるため、自分に適してそうな職種や、興味をもった職種のあたりをつけるのに最適です。

また転職エージェントに登録すれば、求人案件の紹介はもちろん、経験豊富なキャリアアドバイザーから転職の方向性のアドバイスももらうことができます。

「自分の職歴やスキルを活かしたいけど、どんな職種、どんな会社があるのか?」とエージェントに相談してみると、あらたな発見があるかもしれませんので、まずは登録して気軽に相談してみるとよいでしょう。

よしぼう
よしぼう

僕も転職の際には転職サイト1社と、転職エージェント2社に登録して、効率よく就活ができました。最終的に、転職エージェントのキャリアアドバイザーから希望にかなう職種のアドバイスを受け、無事転職ができました!

また、転職エージェントは敷居が高いと思っている方も、まずは相談だけでも利用できると知っていますか?

結論、転職エージェントも、転職するかどうか決まっていない状態で、相談のみも可能です!

転職の方向性を決めたり、気になる求人情報をとりあえずストックするだけでも、いざ本気で転職を考えたときにすぐにアクションに移せます。

登録は無料なので、まずは気軽に登録しておくことをおすすめします!

まとめ

本記事では、工場勤務を辞めたくなる理由や、製造業から転職するのにおすすめの転職先についてお伝えしました。

製造業は安定した職種で魅力もありますが、単調でやりがいが少なかったり、給料が安い、肉体的にしんどいなどのきつい点があるのも事実です。

工場からの転職を考えている方は、工場勤務で培った経験、スキルを活かせる職種への転職をすることがおすすめです。

「この先3年後、5年後を考えると、今の仕事を続ける自信がない」という方は、転職で実現したい目的を明確にしたうえで、転職活動を効率的に進めましょう。

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