「給料が安くてこれでは生活できない!どうしたらいいの!?」とお悩みの方が最近増えています。
それもそのはず、日本の平均賃金はこの30年間ほとんど変わっていないのに加え、最近では物価高も加わったため、本気で生活に困っている切実な悩みを抱えた人が増えてきています。
その悩みに対して、やるべきことはシンプルです。ひとつは収入を増やすこと、もうひとつは支出を減らすことです。これ以外に対処法はありません。
僕もかつては同じ悩みを抱えた一人でしたが、今は何とか脱出しました!何事も行動すれば道は開けますよ!
本記事では、具体的にどう収入を増やすのか、どう支出を減らすのかについて解説します。
~こんな人に向けて書いています~
- 給料が低くて本気で生活に困っている方
- 給料のほとんどが生活費に回ってしまい貯金が全くできない方
- どうにかして安月給から脱出したい方
- このままの生活では結婚や引っ越し、あるいは老後が不安な方
給料が安くて生活できない悩みにやるべきことは?
結論、給料が安すぎて生活できない時は、収入を増やす、支出を減らす、この2つしか方法はありません。
具体的なやるべきことは、以下の4つです。
- 節約して支出を減らす
- 今の会社で収入を増やす
- 副業をして収入を増やす
- 転職して収入を増やす
それでは具体的な取り組み方法について解説します。
節約して支出を減らす
まず最優先でやるべきことは「無駄な出費を減らすこと」です。いくら給料が高くても、出費が多ければ結果的に生活が成り立ちません。
節約をするうえでもっとも大事なのが「現状の出費の把握」です。ただやみくもに出費を減らそうとするのではなく、ある程度ターゲットを絞って取り組んだ方が効果的です。
そのために重要なのが「家計簿」です。食費や交通費、携帯サブスクなどの通信料、保険料、水道光熱費、家賃、車の維持費、教育費、生活必需品の費用など、項目別に分けて記録をしてみましょう。
毎月家計簿をつけることができればベストですが、まずは1~2ヵ月分の家計簿がざっくりできたら、ある程度無駄な出費がどこにあるのかが見えてきます。
節約してとくに効果が期待できるものが、携帯サブスクなどの通信料や保険料、家賃などの固定費です。これらの出費を見直すことができれば、まとまったお金を毎月節約できます。
僕は派遣社員になって給料が下がってから、自主的に小遣いを半分に減らして節約しました(泣)
ただし、すでに十分に節約をしていて、これ以上の節約が困難な場合は、以下の3つの方法に取り組みましょう。
いまの会社で収入を増やす
今の会社で収入を増やすには、大きく2つあります。残業などで稼ぐ方法と、スキルアップや交渉をして昇給する方法です。以下、解説します。
残業をして収入を増やす
収入を増やす方法で手っ取り早いのが、今より残業をすることです。そうすることで、確実に給料はアップします。
しかし、そもそも残業がしたくても仕事がなければ残業できませんし、仮に残業があったとしても、翌月も残業があるかは分かりません。
もしかしたら、すでに残業を目いっぱいしている人もいることでしょう。
まずは可能な範囲で取り組んでみましょう。
工場などで夜勤がある場合、夜勤にシフトを変えてもらうのも手ですね。
とくにブラックな会社の場合、残業代が支払われないケースもあるため注意が必要です!(経験済みです・・・)
昇給をして収入を増やす
昇給の現実的な方法として、資格の取得があります。実務に役立つ資格で、会社から手当が支給される対象のものは、積極的に狙って取得するとよいでしょう。
しかし、会社から手当が出るような資格は簡単に取得できないものが多く、昇給する(手当てがつく)のに時間がかかります。
また、社内で重要なポジションに位置していたり、専門的な知識を持っているなど、会社にとってなくてはならない人材の方は、上司や人事の人に昇給の交渉してみるのも手です。
もし会社内の別の人で前例があれば、大いに可能性はあります。
また、すぐに昇給が難しくても、次の昇給のタイミングで考慮してもらえる可能性は高まります。
副業をして収入を増やす
今は副業が当たり前の時代です。副業も収入を増やす大事な方法として、視野に置くべきです。特に今の会社に勤務していても副業をする時間が十分に取れる人にはおすすめです。
まずは副業を探す前に、会社で副業が許可されているかどうかを就業規則で確認しましょう。そのうえで、自分に合った副業を探してみましょう。
副業を選ぶ際には、まず自分ができることや興味を持っていることが重要です。会社員をしながら、平日の空き時間や土日も副業で仕事をするのは、好きなことでないとなかなか続けられません。
大げさかもしれませんが、自分の生涯をかけて取り組めるようなものを見つけるつもりで探すのが良いです。
また本業との両立もよく考えましょう。副業に費やす時間やエネルギーが本業に影響を及ぼすことがないよう、副業を始める前には、両立の方法やルールを明確にしておくことが重要です。
仮に副業が本業に対してマイナスの影響を与えてしまうような場合は、副業をしない決断をすることも必要です。
ネットで検索すれば色んな副業が出てきますが、下記は一例です。
- ウーバーイーツで稼ぐ
- Webライターで稼ぐ
- 動画編集をして稼ぐ
- データ入力で稼ぐ
- 不用品をメルカリで売る
上記のうち、2、3、4は「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサービスに登録し、受注します。
仮に自分が得意なことがない場合、これを機会にして勉強し、得意にしてしまうのもアリですね!
転職して収入を増やす
転職は、給料アップのためのもっとも有力な手段のひとつです。どうしても現在の仕事では給料が上がることが望めない場合は、転職も視野に入れましょう。
ただし、せっかく転職しても同じような給料水準になってしまう可能性もあるため、転職するにあたって、慎重な準備が必要です。
僕は41歳の時に異業種へ転職して、年収で100万円アップに成功しました!未経験の業界でしたが、給与水準が以前いた会社の業界に比べて高かったのが成功の要因でした
以下、転職で給料をアップさせる戦略について解説します。
おおまかに同業種への転職か、異業種への転職かを決める
転職で給料をアップさせるために考えるべきことは
- 同じ業界に転職する
- まったく別の業界に転職する
このどちらを選択するかです。どちらを選択するのが良いかは下記を参考に考えてください。
同じ業界に転職するのに適した人は、業界の中でも規模の小さい会社に勤めている人。逆に異業種へ転職するのに適した人は、そもそも平均年収が低めの業界に勤めている人。
同じ業界に転職して給料アップを実現したい場合、今の会社より規模の大きい会社に転職することで、単純に給料アップが見込めます。ただし、規模の大きい会社へ行く分、高いスキルが求められますし、さらに難しい仕事にもチャレンジする意気込みが必要です。
異業種へ転職して給料アップを実現したい場合、業界の平均年収が今の業界より明らかに高い業界へ転職することで、給料アップが期待できます。
もちろん、未経験での転職となりますので、仮に入社しても最初は給料が低いかもしれませんが、いずれは給料アップが見込めます。
同業界への転職がよいか、異業種への転職がよさそうか、まずはざっくり決めたところで、次に進みます。
転職サイトに登録して精度の高い情報を収集する
安月給から脱出するために転職を決意したら、かならず転職サイトへの登録をしておくべきです。
転職サイトに登録すれば豊富な求人案件から自分に合った求人を探すことができますし、簡単に履歴書、職務経歴書を作成することができます。
また転職エージェントに登録すれば、求人案件の紹介はもちろん、経験豊富なキャリアアドバイザーから転職の方向性のアドバイスももらうことができます。
僕も転職の際には転職サイト1社と、転職エージェント2社に登録して、効率よく就活ができました
同業種へ転職するにしても、異業種への転職でも、転職サイトを使うことで、より精度の高い求人情報を集めることができます。給料アップを実現するには、登録はマストと言えます。
ちなみに、転職サイトを使うべき人と転職エージェントを使うべき人の違いを簡単にまとめました。
(転職サイトを使うべき人)
- キャリアアドバイザーにせかされる心配がないため、マイペースに転職活動したい人
- 今すぐの転職でなく、まずはじっくり検討したい人
有名どころでは「リクナビNEXT」が代表です。
(転職エージェントを使うべき人)
- 転職の意志が固く、なるべく早期に、確実に転職したい人
- キャリアの相談や応募書類、面接に関するアドバイスがほしい人
- 企業との面接日程の調整などのスケジュール管理を行なってほしい人
「リクルートエージェント」や「doda(デューダ)」などが有名です。
まずは転職の方向性を決めたり、気になる求人情報をとりあえずストックするだけでも、いざ本気で転職を考えたときにすぐにアクションに移せます。
登録は無料なので、まずは気軽に登録しておくことをおすすめします!
よしぼうおすすめの転職サイト、転職エージェントはこちらから確認できます。
給料が安くて会社を辞める場合に退職理由をどう伝えるか
転職を考えると同時に、「いざ本当に会社を辞めるんだったら、会社になんて言って退職しよう・・・」とお悩みの方もいるかもしれません。
その場合、「前向きな理由」で伝えるのが一般的です。
同業者への転職の場合、「スキルアップのために経験を積みたい」というような伝え方が前向きな退職理由としてもっとも一般的です。
また異業種への転職の場合、素直に「未経験の仕事に興味を持った」という理由が、一番無難な退職理由です。
前向きな退職理由は会社からの引き止めにも合いにくく、転職先の会社にも好印象を与えるため、おすすめです。
まとめ
本記事では「給料が安い、どうすればいい?と思ったらするべきこと」をテーマに
- 節約して支出を減らす
- 今の会社で収入を増やす
- 副業をして収入を増やす
- 転職して収入を増やす
の4つについて解説しました。
なかなか給料が上がりにくい時代ではありますが、昔と比べて副業という手段もでき、また終身雇用が崩れた現在では転職に対しても偏見が少なくなりました。
4つの方法について効果をしっかり出すためにも、1つの方法に絞らず、同時並行的に複数をこなすことをおすすめします。
(もし今の会社を辞める決心がついて、けど辞めるに辞められない状況の方は下記の記事をご参照ください)