【現役が解説】施工管理はどんな性格の人が向いているの?

施工管理
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よしぼう
よしぼう

施工管理はどんな性格の人が向いているか、現役設備施工管理のよしぼうがお教えします!

「施工管理に興味があるけど、自分は向いているのだろうか?」
「自分はこんな性格だけど、施工管理に転職して大丈夫だろうか?」

本記事では、こんな悩みを持つ方に、現役の設備施工管理職のよしぼうが、体験を踏まえてどんな性格の人が施工管理に向いているかを解説します。

本記事を読めば、施工管理に向く性格の特徴がわかります。

~こんな人に向けて書いています~

  • 施工管理職に転職を考えている人で、自分が向いているのかどうか判断したい人
  • 施工管理に転職したが、自分の弱点を把握して改善に結びつけたい人

施工管理はどんな性格の人が向いている?向いている人の特徴6選

施工管理には、性格によって向き、不向きな人がいます。以下、施工管理に向いている性格を自身の経験を踏まえて紹介します。

社交的な性格

社交的な性格とは、コミュニケーションが苦にならない人のことです。施工管理は現場の作業員や、関係部署とのコミュニケーションが欠かせない仕事です。

仕事の指示、関係者との打ち合わせや伝達など、コミュニケーションをとる場面が多くあるからです。

また、基本となるあいさつ等のコミュニケーションも重要です。この現場で初めて会うクライアントや職人など、気持ちよく円滑に仕事を進めるためにも、積極的なにコミュニケーションをとれる社交的な性格が望ましいでしょう。

まずは人と話すのに抵抗がないことが重要です。

よしぼう
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僕は現場に着いたら、朝礼が始まる前にすべての職人に「おはようございます、今日もよろしくお願いします!」とあいさつしています

自発的、主体性がある性格

自発的、主体性がある性格も施工管理に向いています。いわゆる「リーダーシップ」がある人ですね。

現場での作業は、施工管理でなく職人が行います。施工管理は職人に対し、適切な指示をしなければいけません。

「今日はこの作業を優先で進めてほしい」とか「施工に関してこの基準通りにやってほしい」など、職人任せでなく、施工管理のほうで指示をします。

職人の顔色をうかがって、職人にロクに指示を出せないと、逆になめられてしまいます。そうならないためにも、自分が主体性をもって自発的に指示を出す必要があります。

機転が利く性格

現場では予期しないトラブルがよく発生します。例えば建築さんの工程が遅れて、設備の工程をやりたくてもやれない。すでに職人を手配してしまった・・・とか、注文してあるはずの資材が到着していなかった等々。

それらに対し、機転を利かせて対応していかないといけません。だからこそ機転が利く性格の人は施工管理に向いているといえます。

機転を利かすのもそうですが、一番大切なのは、まずは冷静になることです。テンパってしまっては、適切な対応は絶対にできません。

結局どうにもならないトラブルも多々あるのですが、それでも冷静に対処することで被害を最小限にできます。

心配性な性格、注意深い性格

心配性な性格の人って、何事にも動じない、度胸がある人に憧れます。ですが、逆に施工管理は「心配性な性格」の人ほど向いています。これは自身の経験から間違いありません。

心配性な性格の人は「これってこのやり方で本当にいいんだろうか?」とか「この工程の次にアレをやっておかないと、もしかして後から取り返しがつかないことになるのでは?」など、普段からいろんな心配が尽きません。

色んなことが頭をめぐってストレスに感じるかもしれませんが、だからこそ、工程の抜けや、施工のやり方のミスなどを未然に防ぐことに一役買っています!

石橋をたたいて渡れる人こそ、結果的にミスが少なく施工ができます。心配性は天性の才能とも言えます!

向上心が強い性格

向上心が強い性格とは、自分で持っていない知識を学んだり、失敗やトラブルが次に起きないように考えたりすることができるということです。

よしぼう
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ある意味、向上心が強い性格は施工管理を目指すうえでもっとも大事です!これさえあれば、短所は徐々に改善すればよいです!!

施工管理って、日々勉強です。僕なんかは5年以上たっても、現場での経験を積んでも、資格を取っても、まだまだ知らないことが現場で発生します。

また、工事をしていると、失敗することもよくあります。

それらに対し、何も学ばなければ、知らないことはいつまでも知らないままですし、トラブルも同じことを繰り返してしまいます。

向上心が強い性格の人は、もっとも施工管理に向いているといえます!

好奇心旺盛な性格

好奇心旺盛な性格の人は、実際の現場の工事、例えば建造物を建てる工事や、道路に水道管を布設する作業など、興味をもって取り組むことができるはずです。

興味をもって仕事に取り組めば、その工事に携わることが仕事のモチベーションにつながり、厳しい仕事でもこなすことができます。

施工管理を目指すうえで、単に給料が高いからだとか、そういった理由で目指す人より、好奇心旺盛な性格の人のほうが楽しく仕事ができるのは間違いありません。

施工管理に向かない性格

施工管理の仕事が向いていない人の性格は、言ってしまえば向いている人の性格とは逆のタイプの性格の人です。つまり・・・

  • 社交的な性格の反対→内向的な性格
  • 自発的、主体性がある性格の反対→受動的な性格
  • 機転が利く性格の反対→融通が利かない性格
  • 心配性な性格、注意深い性格の反対→楽天的な性格
  • 向上心が強い性格の反対→無気力な性格
  • 好奇心旺盛な性格の反対→無関心な性格

上記が、施工管理に向かない性格といえます。

しかし、自分の性格が「向いている人の性格ではない」からといって、施工管理の仕事に自分は向いていないと判断するのはまだ早いです。

自分の場合、14年勤めた工場をやめ、派遣社員として別の工場に勤務していましたが、完全に異業種の施工管理に転職し、なんとか継続して楽しく仕事ができています。

工場時代に主任を2年ほど勤めた経験と、あいさつや自分の意見を言うといったコミュニケーションの部分が施工管理に向いていると転職相談の際に言われ、ほとんど何の予備知識もないまま、未経験で施工管理に就職しました。

この時自分がどうだったか思い返すと

  • 社交的な性格→もともと社交的なほうでしたので施工管理向き
  • 自発的、主体性がある性格→工場で主任をやっていましたが、性格的には自発的、主体性がある性格ではありませんでした。よって施工管理に不向き!
  • 機転が利く性格→どちらかというと、融通が利かない性格でした。よって施工管理に不向き!
  • 心配性な性格、注意深い性格→心配性でしたので、施工管理向き
  • 向上心が強い性格→どっちかというと仕事について自分から積極的に学んだことが記憶にないほどでした。よって施工管理に不向き!
  • 好奇心旺盛な性格→好奇心が強くて施工管理職になったというより、どちらかというと工場時代より給料が上がる点に惹かれたのと、転職の相談相手に「施工管理に向いている」と言われてその気になって入社を決めたクチです。よって施工管理に不向き!

つまり、施工管理になりたての頃の自分は、上記6つの性格のうち、当てはまったのは2つだけでした。

あとは入社後に徐々に鍛えていった感じです。

あくまで向いている性格、向いていない性格は目安と考え、どこを伸ばしていけば施工管理としてやっていけそうかを考えてみていはいかがでしょうか。

まとめ

本記事ではどんな性格の人が施工管理に向いているのかをテーマに解説しました。たとえ今現在の自分の性格が、施工管理に向いている性格に該当するものが少ないとしても、まずは施工管理に興味を持った時点で第一関門はクリアしたといえます。

あとは、自分でどんなところを伸ばしていくべきかを頭においておけば、僕のように自然と施工管理向けの性格になっていきます。

また施工管理は僕のように未経験からでも始められますので、施工管理に興味がある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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