【どうする?】出世したくないのに昇進の話が来た時の対応

転職の悩み
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よしぼう
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あなたは出世したい派ですか?それともしたくない派ですか?

近年、昇進したくないと考える人が増えているようです。かく言う僕も、以前は積極的に出世したいとは思っていませんでした。しかし、出世することには大きなメリットがあるのも事実です。

本記事では、出世(昇格)することのメリット、デメリットと、昇格を断った場合にどうなってしまうのかについて、体験談も踏まえて解説します。

~こんな人に向けて書いています~

  • 昇格の具体的な話が来ているが、踏ん切りがつかない人
  • 流れ的に、次は自分に出世の話が来そうな人
  • 普段からリーダーなどになりたくないと思っている人

昇格の話を受け入れるべき理由

結論、僕個人的には、昇格することに大賛成です!理由は「今の会社にあなたが一生いるとは限らない」ため。そして今の会社にあなたが一生いるとは限らないということは、いずれ転職する可能性があるということです。

昇格しておけば、いざ転職する際に大いに役立ちます。

とくに年齢を重ねるほど、出世して何か役に就いたことがあるかどうかは、転職できる会社の幅が大きく違ってきます。

昇進すれば、メンバーを指導する立場に立つことが多いため、必然的にマネジメントを行なう機会が増えます。マネジメントのスキルは業界や職種を問わずに評価されやすいため、転職にはかなり有利に働きます。

かく言う僕も、工場に14年勤めましたが、12年目に昇進しました。(とは言っても、現場作業も兼任する“班長”に2年ほどです)

そして昇進した2年後、色々あって退職することになりました。(詳しくは「よしぼう」のプロフィールに掲載)

退職後は一旦派遣社員となりましたが、その後就活を経て今の仕事に就くことができました。派遣社員を1年経ての異業種への転職でしたが、これは「班長に昇格して、チームをまとめたことが過去にある」という実績があって、実現できたものです。

「僕はずっとこの会社で働くから大丈夫」と考えていたとしても、将来どうなるかは誰にも分かりません。経済的事情や家庭の事情、会社内の変化などによって、「やっぱり転職したい」と思うことがあるかもしれません。

その時「やっぱり昇格の話を受けておけば良かった」とならないようにしたいものです。

出世することによるデメリット

もちろん出世することによるデメリットも存在します。その多くは「仕事の量と責任が増える」ことです。

昇進すると、一般的に仕事の量が昇進前と比べて増える傾向があります。同時に、責任も増えます。今までは、何か失敗しても上司が何とかしてくれたかもしれませんが、昇格すればその役目は自分自身になります。

僕の体験談ですが、工場時代は班長に昇進してから一気に仕事量と責任が増えました。以前いた班長が急に退職したのもあったのですが、半端なく仕事量が増えてしまい、体にも不調をきたしてしまったのです。

結果的にそれが転職するきっかけとなってしまいました・・・。

先ほど「昇格することに大賛成」と言っておきながら、「半端なく仕事量が増えてしまい、転職するきっかけになって・・・」と、一見矛盾することを言っているようですが、もし昇格しなかったとしても、いずれはその工場を間違いなく辞めていたと思います。

その際、一度も昇進することなく辞めていれば、転職できる会社もかなり絞られていたでしょう。結果的に班長に昇格しておいたことで、満足できる転職先に巡り会えたのです。

ただしブラック企業の昇進話には要注意!

冒頭、「僕個人的には、昇格することに大賛成です!」と言いましたが、それがブラック企業の場合は、一旦立ち止まってよく考える必要があります。

昇進したせいで残業代がつかなくなってしまい、それをいいことに残業時間が果てしなく増やされてしまうリスクがブラック企業にはあるからです。いわゆる「名ばかり管理職」ですね。

ちなみに僕が就いた「班長」は管理職扱いではなかったため、残業代は支給されていました。

ただ、ブラック企業の場合、そもそも昇進の話を断ること自体が難しいかもしれません。どうしてもブラック企業で昇進したくない場合は、転職を視野に入れる必要が出てきます。

昇進しなかった場合のリスクも考えよう

もし昇進の話を断った場合、あくまで一般論ですが、「出世意欲がない人=成長意欲がない人」と会社から見られがちです。人事評価や給与が下がることもあるかもしれないと、頭に入れておくべきです。

あとは、後輩社員が上司になった時にあなたは素直に指示に従えるでしょうか?もしそれがいつか現実になったとき、「悔しい」、「複雑な心境だ」となるかもしれません。

ただし、単純に「会社=お金を稼ぐ場」と割り切っている方も中にはいるでしょう。そういう方は出世をしないスタイルの方が合っているのかもしれません。

昇進しなくても活躍する方法もある

昇進せずとも、会社内で活躍する方法もあります。それは「専門スキルを身につける」ことです。「これはあなたにしかできない」と思われるような専門スキルを身につけることで、たとえ役職がなくても、会社にとってなくてはならない人材になることができます。

昇進を断って、あえて専門スキルを身につけた「スペシャリスト」になるのも、また違った楽しみがありますね。

まとめ

昇進の話が来ること自体、あなたが会社からある程度評価されている証拠です。そして状況によりますが、積極的に出世話を受ける方向で考えてみてはいかがでしょうか?

やりがいにもつながりますし、いざ将来転職する際、かならず有利に働きます!

ただし、デメリットもあわせて考えた上で、慎重な判断をするようにしましょう。

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